273:地主さんがやってきた(The Owner)

建築家のご主人が「自然循環型のコミュニティを」ということで携わっている土地の地主さんがやってきた。

「やってきた」というのは、実は地主さんは、その土地に住んだことが無いのである。先祖代々受け持ってきた土地であり、地主さんが子どもの頃は近くの都市に住んでいたが、今では電車で5~6時間離れた都市で働き、暮らしている。

そこで、たまの週末にこの土地の様子を観たり、建築家と話し合ったりするためにやってくる。

写真は、一緒に朝食をとっているところ。この朝食の後、一緒に作業をすることに。

その日の作業はゴミ拾い。

広大な土地、緑豊かな森ではあるが、ポイ捨てされたゴミが目に付く。また、以前に農場として使われていた土地の周りにも、当時、農場で使われていたであろう道具などがゴミのように放置された跡が目に付く。

その日は、あいにくの雨。しかも冬の雨であるがために濡れる度に体中に寒さが増していく。それでも数時間作業をし、とうとう「指が動かない」というところで、その日の作業は終了。

The owner of Snow Berg does not live around, but 5-6hrs away by train. She came to see the land and talk to the architect one weekend. We had breakfast together, and then worked outside for few hours. Although it was heavy cold rainy day, we collected trash thrown on the land over the years.