その070:SOSでの滞在…

元々、友人の職場を23日訪問する為に訪れたScience Outdoor School

そこで出会った人々、周囲の自然環境を気に入り、「もう少し長く滞在したい」と申し出て、数週間後には正規のボランティアとなり、結局、丸2ヶ月間滞在することに…。

震災からの恐怖心を和らげてくれただけではなく、新しい教育プログラムについて学んだり、喜びや笑いに満ちた毎日を過ごさせてくれたり…。

そもそもの機会を与えてくれた友人はもちろんのこと、突然の訪問者であったにもかかわらず温かく迎え入れてくださったスタッフの方々、聞き取りにくい英語でもいつも楽しい会話をしてくれた小学生や高校生…、皆様に感謝です。

この経験を今後、私はどう生かしていけるのだろうか…。








その069:SOS(最終日)

シーズン最終日。

正午過ぎに6年生や高校生を見送り、その後は使用した全ての場所を掃除し、完全撤収となる。

スタッフ自身の荷物も片付けなければならないので、一時、カオス状態となった。ただ夕方にはひと段落した。

そして、スタッフ一向はポートランドへ向かい、レストランで夕食を食し、スタッフの家でスニーチ発表会を行って、今シーズンに終わりを遂げた。




その068:SOS(スニーチ)

2ヶ月間のシーズンの間、スタッフ同士で「スニーチ」と呼ばれる秘密のプレゼント交換が行われる。

各スタッフがくじ引きで決められた人のスニーチとなり、時々その人に秘密のプレゼントを渡すのである。もちろん、名前は伏せ、見つかれないようにプレゼントを渡すのである。

私は途中から参加したので、特定の人のスニーチにはなれなかったが、そのかわり、全スタッフに向けて、時々、プレゼントを渡した。




その067:SOS(ナイトハイクの担当)

ボランティアスタッフとして、ナイトハイクを担当する機会があった。

夜行性動物の習性について五感を使ってのアクティビティを通して学ぶ。

多少、英語がおぼつかないところもあったが、そこは適宜、高校生のボランティアが助けてくれたり、物分りの良い6年生が手伝ってくれたり…。

お蔭様で参加した6年生に「わ~お!」や「おぉ~!」といった感動の声をあげてもらうことができた。

写真は、ある週に担当したナイトハイクのグループ。

やんちゃな6年生であったが、その分、驚きや喜びのリアクションが大きく、ナイトハイクを盛り上げてくれた。

その066:キャンプファイヤー

浜辺でのキャンプファイヤーは週末の夜の恒例行事である。

お酒や料理を持ち寄って、火の周りで語らうひと時…。

夕焼け空から夜の空に変わったり、月が昇ってきたり、満天の星がキラキラ輝いたり…。

時には明け方の3時まで居留まったこともある。

思い返せば、SOSの滞在中に最も楽しみにしていた時間の1つだったんじゃないかな…。

その065:週末のSOS

SOSでの週末の過ごし方はそれぞれである。
スタッフによっては、毎週末ポートランドなどの都市へ出かけたり、実家へ戻ったりする人もいる。

SOSに残ったスタッフは数が知れているので、とても静かになる。朝は遅くまで寝たり、夜はバーへ行ったり、浜辺でキャンプファイヤーをしたり…。

とある週末は、スタッフの連れや家族が訪問しに来たので、夜は各種シーフード料理を作っての晩餐会となった。



その064:魚釣り

滞在先には、海も湖も隣接している。
そこで、よく釣竿をもって魚釣りへ行くのだか…、これまで釣れたことが無かった。
そして、やっと釣れた1匹!!
頭を叩いて、内臓を取って、オーブンで丸焼きにして戴きました…。

その063:Astoria

とある週末、Astoriaというオレゴン州の北西の角に位置する街へ観光へ行った。とある映画の舞台となった街らしい…。

撮影で使われた家を見たり、海岸で呻き声をあげるアザラシを観察したり、美味しいメキシコ料理屋さんでのランチも堪能してきた。




その062:海水浴

5月のポートランドの海。
冷たいです。寒いです。でも、やっぱ海は気持ち良い♪



その061:誕生日会

ポートランドに住む友人の誕生日会に招待された。

一軒家を4人で共同で借りている家で行われた。庭にある花を飾ったり、飲食を持ち寄ったり、バーベキューをしたり、音楽を演奏したり…。

手作り感あふれる会でしたぁ♪






その060:SOS(Field Day)

通常4日間のプログラムではあるが、学校によっては5日間を希望する場合がある。

その際、時間に余裕ができる為、引き潮へ出かけたり、息抜きにField Day(運動会?)を催したりする。

Field Dayでは…
・綱引き(チーム対抗)
・尻相撲(お尻のみでの相撲)
・卵運び競争(スプーンの上に卵を置いて走る)
・フリスビー
・大ブランコ
・クイズ大会
…といった演目が行われる。







その059:SOS(干潮)

大きい干潮の時間帯が都合良く他のスケジュールと見合った日、干潮の様子を見に行くことになった。

目的地まで2キロの道のり。木の根が茂る湖の周りを歩いたり、砂の坂を駆け上ったり、鉄道の上を歩いたり…。途中、雨が降っていても子供たちははしゃいでいた。

そして辿り着いた干潮の海岸。

水際であったり、岩場であったりすることに躊躇することなく、子供たちは興味津々に辺りを歩き回っていた。

水の中や岩の陰を注意深く見ていると実に多くの生物を観察することができる。カニの交尾、大きなヒトデ、奇妙な海草など…。

30分弱、干潮での観察を終え、また2キロの道のりを歩いて戻った。