その216:Aachener Dom

8世紀末、神聖ローマ帝国時代、カール大帝によって都となったAachen。

カール大帝は、フランク国王としてローマ教皇から西ローマ帝国の冠を授かっただけではなく、フランス、ドイツ、イタリアといったヨーロッパ各国を統一したことから今日では「ヨーロッパの父」とも呼ばれている。

当時、カール大帝は自らの専用としてDom(大聖堂)を建て、本人の死後、現在も尚、遺体はDomに眠っている。

凛々しい建ち様、多くの像で飾られた外装だけでなく、大理石の床や壁、10メートル以上のステンドグラスといった内装も見ごたえがある。

中に入った瞬間、その美しさに「わぁー」と声を上げて興奮していたら係員の人に「お静かに」と言われてしまった。