265:半農半建築家(お寿司作り)

「日本=寿司」
海外の人が抱く日本のイメージの一つ。

そして、家に滞在するとなると
「お寿司作って」
という要望に出くわすことも少なくない。

そんな要望に対して、
「日本でも毎日お寿司を食べているわけじゃないのに…。」
「“お寿司”と言っても、多くの人がイメージとして抱いている“にぎり寿司”だけじゃなくて、“ちらし寿司”や“手毬寿司”…色々な種類があるのに…。」
「“酢飯”や“海苔”といった特別な材料が必要なのに…。」
と感じる日本人は、私だけだろうか…。

なにはともあれ、滞在先の農家から「お寿司作って~♪」という要望が出た。

「OK」という返事の後に「材料を揃えないと!」と付け加えた。
「あると思う!」と言って台所の棚をあさり始めた農家。

数分後…、出てくるは、出てくるは。
寿司用の米、海苔、醤油、山葵、なんと瓶に入ったガリまで!!!
材料だけでなく、巻き笥、そしてお箸にお椀までありました。

「何でここまで揃っているの?」
「何年間、棚に眠っていたの??」

ここまで十分に揃っていると作る気が高まってきた。

ということで、ある日のランチにお寿司を作ってみましたぁ~。

※具はベジタリアン向けのキュウリや卵、チーズです。

I made some sushi for lunch. The farmer had pretty much all the ingredients; sushi rice, nori (sea weed), wasabi, and gari (pickled ginger). She also had a tool that is needed to roll as well as some chopsticks and bowls.