過去6年間、船の建設にたずさわってきたという現在26歳のヨハネス。
数ヶ月前、働いてばかりの生活に疑問を抱き、一旦、職から身を引くことに。以来、農家でボランティアしたり、山へ登山に出掛けたりしながら、次の生活を模索中。
「船を建設することは好き。でも新しい働き方、生き方を見つけたい。」というのが胸の内らしい。
似たような経歴や思い、考えを頂いているフィリックスとヨハネス。
「家を建てたり、船を作ったりすることは好きだが、ボスに急かされて働きたくはない。」という。
「生活の一部としての仕事」というよりも「仕事中心の生活」となりがちな現代社会。はたしてそこには、生き方に納得したり、生きる喜びを感じたりする余裕はあるのだろうか…。