給湯、暖房の役割を務めるのは家の中心にある薪ストーブである。
1つのストーブには、薪が燃える周りに水が通るパイプが内臓されている。また、その横部はオーブンになっており、上部は鉄板が敷かれ料理ができる作りになっている。
パイプを通ったお湯の一部はタンクに保温され、約3日間その暖かさを保つ。また、パイプは家の壁にも張り巡らされていて、寒いときは、そのパイプにお湯を流すことによって室内の暖かさを保つのに一役買う。
つまり1つの薪ストーブは…、
1)直接的な暖房
2)お湯パイプによる暖房
3)給湯
4)料理用オーブン
5)料理用鉄板
…と5役をこなす優れもの☆せっかく限りある資源である薪を燃やしてエネルギーを得るのだから、できるかぎり無駄なく使いたいものですね…。