初日は深夜まで働いたものの、その後は外出したり、来客を対応したり…といった不規則なことが無い限り、酪農家の一日はユックリしているようです。
そこで、大まかな酪農家の一日を紹介します。
朝は「乳搾り」と「餌やり」が主な仕事です。大半の酪農家は朝5時半頃に起きて、乳搾りを始めるそうですが、ここの酪農家は乳搾り機が自動で行ってくれるので、朝は7時頃から働き始めます。
日中は「小屋の清掃」や「小屋周りの修繕」、「牧場の手入れ」を必要に応じてします。小屋の清掃は主に小屋内を清潔に保つため、牛の糞を処理したり、寝床に新しいワラや木粉を足したりします。また、小屋周りの修繕は機械の調子をみたり、修理したりします。牧場の手入れは、草を刈ったり、電線を張ったりします。
夕方にはまた「小屋の清掃」をして、「餌やり」をして…、といった感じで夜の8時頃に一日の仕事が終わります。
ただし、牛の体調や出産、機械の調子によっては、早朝や深夜に働くこともあります。