その173:仔牛の皮膚病

ここ数ヶ月間、仔牛の間で皮膚の感染病が流行っている。

特に命や健康に害は無いようだが、顔や体に斑点模様が現れる。

あまり見た目がよろしくない。そして、きっと悪化すると何かしら健康に害が及ぼされるのであろう…。

そこで、仔牛たちには適当な薬を注射器で投与して治療している。

また、この感染症、やっかいなことに、感染している仔牛に触れることによって、人にも感染するのである。

そして、とうとう…、私も感染してしまいましたぁぁぁ!!!

写真は耳の後ろにできた赤い斑点。きっと、うっかり者の私は、仔牛を触った手でそのまま耳の後ろを掻いたりでもしたのでしょう…。

感染後、数日間は多少のかゆみを伴い、その後は、痛くもかゆくも無いが、放置していると赤い斑点は広がっていく。

ちなみに、人の場合は、適当な薬を注射器で…ではなく、適当な塗り薬を塗って治すことができる。

今回の耳の斑点は、薬を塗ってから数日後には斑点の大部分がおさまりましたぁー。

一安心。

…と言っても、実は右腕には、耳にできたものよりも大きい斑点ができ、まだ痕が残っているのですが…。