海岸沿いの道を歩いていると、どこかで嗅いだことのある匂いが…。
「あっ!スモークサーモンの匂いだ☆」
匂いの方へ足を進めると一軒のスモーク屋さんがありました。
ドアを開けると、冷蔵のショーケース内にスモークされた食品が並び、奥にあるキッチンでは、スモークされるのを待つ鮭が並べられていました。
お店は50代位の夫婦の2人だけでまかなっているそうです。40年くらい前に奥さんの親が開業され、それを受け継いでいるとのこと。材料の処理だけではなく、スモークする際に使う木チップも自分で山へ行き、木を伐採してくるというからその手作りへのこだわり。
鮭のスモーク(スモークサーモン)だけでなく、豚(ベーコン)や牛、鳥、牡蠣と様々なスモーク製品を日替わりで作っているようです。
お店の端には、各地へ配送されるのを待つ段ボールの山積みが…。工場での大量生産、価格競争…、その一方で、時代や値段に左右されずに、「本物」や「手作りの味」を求める人々はいるみたいですね☆