地質では、何百年、何万年という月日の中で変化する地形について主に学ぶ。
子どもたちは、砂浜にオレゴン州の立体地図を作るレクチャーが最も盛り上がる。州の西側に平行に並ぶ山脈を表すために砂を積み上げ、山の頂上から流れる川を表現するために掘る。ひざまずいたり、手を使ったり、雨が降っても、子どもたちは、砂で汚れることを特に気にせず、地図作りに夢中になる。
また、キャンプ場の近辺は、約100年前に建設された堤防によって、海岸線の位置が変わった。この変わり様を、約100年前までの地形を砂場に作り、そこに建設された堤防に見立てた木の板を置く。その上で海水に見立てた水を砂で作られた地形の周囲に流し込む。すると見事に海岸線が変化していく様子が観察される。
その他にも、地震が起こる仕組みをレンガとゴム紐で作った実験道具を用いて解説したり、生ゴミを堆肥化する段階を実際の土を用いて、その温度や働く無視を観察したりする。