その186:設計ミスの橋

ここ最近、ノーベル賞が話題になっている。

ドイツは自然科学の分野で世界をリードしている一国なのではないだろうか。

そんなドイツの小さな街に建設されていた1本の橋。

数十メートルの川と線路の上に架かる予定であった。

そして順調に建設されているように見られ、「もう少しで完成!」というトコで…、「あっ、危ない!片端にある電車の線路にぶつかる!」ということに。

そう、完成間近で設計ミスに気付いたらしい…。

現在では、設計ミスの橋は無造作にもそのまま放置され、新しい橋が建てられている。

何事にもミスは付き物かもしれないが、完成間近まで建設されてから気付くとは…。「それまで誰も気付かなかったのか?」という疑問と共に、「誰が設計したのか」、「どの会社が建設していたのか」、「喪失額はいくらだったのか」…、色々と気になるところである。