もう一人、牧場に時々働きに来る人を紹介。
18歳の青年マティアス。
近隣の村で生まれ育ち、今も暮らしている。
彼もまた「将来は乳牛の牧場を持ちたい」という夢を抱いている。
家族はいくらかの農地を持っているが酪農家として生計を成り立たせられる程の広さではないらしい…。
これまでに数頭の乳牛や羊を飼育していたという。
現在はトラクターの整備士を本業とする傍ら、必要に応じて牧場に働きに来る。
平日は本業を、週末は酪農家で働き、ときには深夜過ぎまで働くこともあると言うが、「いつかは酪農家に…」という夢を持ちながら働きに来るマティアスはいつも生き生きとしている。
「夢」か…。