新しい仔牛用の農地を作っているウド。
幼い頃から「牧場で働きたい」という夢を抱いていたが、十分な土地を持っていなかったことから、その夢を叶えられずにいた。
その為、60歳過ぎの定年まで、機械や建物周りを組み立てたり、修繕したり…、現場の作業員として勤めていた。
そして、定年後、知り合いを通して現在の酪農家と出会い、牧場で働くことに。
今では牧場周りの各種修繕をしてくれる「何でも屋さん」。
週に1~2回といったペースではあるが、「飲料水の水の出が芳しくない」といった小さなことから「新しく出入り口用のドアを作りたい」といったことまで…、機械や土木、どんな要望にも対応できる。
そんな幼い頃の夢を今、まさに叶えているウドは、60歳を過ぎていると言えども、とてもキラキラと輝いて見える。
写真はウドが直してくれた水飲み場。