その052:SOS(鮭の一生)

鮭の一生から自然界で生存することの厳しさを学ぶアクティビティ。

鮭は、川の上流で生まれ、下流まで泳ぎ、海へ到達し、数年を過ごし、産卵のためにまた川の上流へ戻ってくる。その間には、他の動物や人為的行為によって生命の危機にさらされる場面で満ちている。鮭は30008000粒の卵を産卵するらしいが、その内、産卵のために川の上流まで生きて戻ってくるのは010匹程度らしい。

そんな厳しさを障害物競走の様なアクティビティを通して疑似体験する。

まず川の上流から下流へ向う途中、熊に見立てた人に捕まらないように避けなければならない。ダムに見立てた大縄飛びをくぐる際には、縄に当たらないようにしなければならない。海で過ごす数年間は、大きな木の周りを数回走り周ることによって体験し、その間、漁師に見立てた人に捕まらないようにもしなければならない。さらには、上流へ戻る際には、下ってきた道を後ろ向きに走らなければならない。

生徒たちは「きゃー、きゃー」言いながらも必死にゴールを目指して駆け回っていた。その結果、制限時間内に、30人中、23人のみがゴールすることができた。自然界で生きることの難しさ、厳しさを少しでも体験できたのではないだろうか。


その051:海辺の景色

海辺で見られる景色。

雨上がりに見られる虹。
一日の終わりに見られる夕焼け。
引き潮によって見られる広大な砂浜。



その050:カラオケバー

日本語が英語になった言葉で代表的なのは「寿司=Sushi」だろうか。「照り焼き=Teriyaki」もある。「カラオケ=Karaoke」というのもご存知だろうか。

流れてくる曲に自分の声で歌うのがカラオケ。ただし、日本では、カラオケボックスという個室で歌うのが主流であるが、米国では、カラオケバーで人前で歌うのが主流である。

ということで、とある週末の夜、友人に連れられてカラオケバーへ…。

日本人以上に、人前で歌うことに躊躇せずに歌っている様子であった。


その049:Tillamook工場

さて、友人のカメラを借用後、またカメラを片手に出掛けた。

まずは、滞在先から10km程南下した所にあるTillamook工場へ…。

Tillamookというブランドをご存知だろうか?米国(西海岸限定!?)のスーパーでは良く見かけるのだが…。チーズを主として乳製品を製造・販売しているブランドである。

工場では、チーズが作られる銀色の大きなタンクやそれを管理するコンピューターを見ることができた。また、製造されたチーズを袋詰めするベルトコンベアーも上から眺めることができた。

工場見学後には、一口サイズに切られた数種のチーズを試食させてもらった。私のお気に入りは「」というチーズ。あっさりした味に、噛み応えのある食感が気に入った。

また、アイスクリーム売場には、約30種のアイスクリームが並んでいた。「わ~」と興味津々にショーケースの前に立っていると店員さんが「試食したい味があったら言ってね」と声を掛けてくれた。そこで、「風船ガム」や「おばあちゃんのパイ」といった面白そうな味を含め14種のアイスクリームを小さなスプーンで試食させてもらった。

ただ、最終的には、バニラ、ミントチョコレート、レモンシャーベットのシンプルな3種を注文した。






その048:旅の災い(コンピューターウィルス)

初めてパソコンがウィルスにかかった。(と思われる)

いくつかのサイトを開いていたので、どのサイトからかかったかは不明だが、突然「~個のデータがウィルスにかかっています。このウィルスを撃退する為に、新しいソフトウェアのインストールを推奨します。」といった内容のクリップが画面に表示された。

また、そのクリップを閉じても、数秒後、数分後に、再度、表示され続けるようになった。

推奨されているソフトウェアも疑っていた為、新たにインストールはせず、パソコンを初期化することによってウィルスを撃退することにした。

ちなみに「初期化すれば直るかも」ということは、とある友人からの助言であった。私は、てっきり新しいソフトウェアを購入するか、新しいパソコンを購入するかしか手段が無いかと思っていたので、購入する前に試してみることにした。

全ての主要なデータをハードディスクに移して、初期化させるための手順に従って…、ようやくウィルスにかかっていない状態に戻すことができた。

多少時間は要したが、大事なく直すことができた。「物は試し用」である。

その047:旅の災い(カメラ)

壊れたのはOlympus製のデジタルカメラ。購入して1年半程しか経っていなかった。

電源を入れても、「ジー」という音をたて、シャッターは開くものの、液晶には何も映し出されず、撮影ができなくなってしまった。

これまでに、何度か落としたことや海岸の砂が原因だったと予測するが、いかんせ突然の故障だったので、直接的な原因は分からない。

最後に撮った写真。オレゴン州の海岸に面したハイキングコースからの一枚。

その046:旅の災い

ここ数ヶ月、ブログに手付かずだった。

「旅に災いは付きもの」なのだろう。事の発端はカメラの故障。突然、カメラが壊れてしまったのだ。続けて、パソコンも電源が入らなくなった。さらには、パソコンにウィルスがかかってしまった。

その後、友人のカメラを借用したり、パソコンが直ったりしたりしたのだが、今度は私自身の次の行先についてゴタゴタしていたら、あっという間に月日が過ぎ去ってしまったのである。

そんなこんなで、数ヶ月ぶりとなるが、これまでの旅路について、以降、綴ることにする。