大きい干潮の時間帯が都合良く他のスケジュールと見合った日、干潮の様子を見に行くことになった。
目的地まで2キロの道のり。木の根が茂る湖の周りを歩いたり、砂の坂を駆け上ったり、鉄道の上を歩いたり…。途中、雨が降っていても子供たちははしゃいでいた。
そして辿り着いた干潮の海岸。
水際であったり、岩場であったりすることに躊躇することなく、子供たちは興味津々に辺りを歩き回っていた。
水の中や岩の陰を注意深く見ていると実に多くの生物を観察することができる。カニの交尾、大きなヒトデ、奇妙な海草など…。
30分弱、干潮での観察を終え、また2キロの道のりを歩いて戻った。